第412回例会 九州財務局長がゲスト卓話
2022.06.10例会
熊本キワニスクラブは6月7日、第412回例会を開催。今回はゲスト卓話を行い、九州財務局の石川浩局長による「地域課題の現状と金融機関による支援策」と題する講演を聴いた。
例会には肥後銀行の笠原慶久頭取(前会長)、ヨネザワの米澤房朝社長、崇城大学の中山峰男学長、熊本県信用保証協会の村田信一会長、平成音楽大学の出田敬三学長、熊本放送の上野淳社長、寺原自動車学校の片桐英夫社長、ハヤカワスポーツの早川典宏会長、ホテルサン人吉の村田優子社長、ビッグバイオの阪本恵子会長ら会員59人が出席した。小杉会長は欠席だったため、笠原慶久前会長が「新型コロナの状況は感染者が徐々に減り、だいぶ落ち着いてきた。賑やかで活性化している感じがする。今日は石川九州財務局長を迎えての例会。楽しい会にしたい」などと挨拶した。
委員会報告の後、九州財務局の石川浩局長は「地域課題の現状と金融機関による支援策」と題して講演。「新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、景気は持ち直しの動きがみられる。但し、中国における感染再拡大の影響やウクライナ情勢の長期化などが懸念され、供給面の制約や原材料価格上昇等に注意する必要がある」と語った。「熊本県では、TSMCや関連企業の進出、半導体産業の生産能力増強が続いている。このため、企業の人材確保が厳しくなっている。一部に待遇のアップや採用の前倒しなど、人材の取り合いが見られる」などと説明した。